「どんなお客さんと仕事したいか」を明確にすべし

開業前は、
さて、どんなサービス内容にしよう
さて、いくらで販売しよう
さて、屋号は何にしよう
さて、どんなHPを作成しよう
とビジネスの構想を具体化するために色々と考えられることと思います
このビジネスの構想具体化にあたって
私が特に重要だと考えているのが「メイン顧客像の明確化」です
なぜなら
「メイン顧客像」が決まることで初めて
「誰に対して、どのようにメッセージを打ち出していくべきか」がようやく固まり
サービス内容・販売金額・屋号・HPなどを具体化できるからです
例えば、「HP作成」のビジネスを始めるとします
メイン顧客像が曖昧なまま事業の具体化を進めようとしても
「どの作業までをサービスに含めるべきか」
「基本料金をいくらに設定するのが妥当なのか」
「この屋号は顧客にどのような印象を与えるのか」
「どのチャネルでどのようなコンテンツを発信すれば集客できるのか」
などの疑問に対して明確に答えが出せず
いくら考えても中途半端な出来上がりになってしまい
時間が無駄になってしまうのです
この明確化すべき「メイン顧客」というのは
みなさんの「どんなお客さんと仕事をしていきたいか」という意思で決めて良いです
メイン顧客像を考えるにあたって、複数の顧客像が思い浮かぶ場合も
「メインでメッセージを打ち出していく顧客=メイン顧客」は明確にすべきです
なぜなら、メイン顧客を固めないと、発信内容にブレが出て中途半端になり
「結局、誰にもメッセージが届かない・・・」という事態になってしまうからです
(最終的には、全ての顧客とビジネスを行ってOKです)
現実的には、メイン顧客像は
実際に開業してサービスを始めてみてから徐々に固まり
メイン顧客像の明確化に伴って
開業後に、「やっぱりサービス内容・販売価格・屋号・HP等を修正する・・・」という流れになる場合も多いと思いますが
メイン顧客像は可能な限り明確化しておいた方がビジネスの効果が出やすいので
まだ曖昧だったな、と感じられた方は
一度、しっかりと「どんなお客さんと仕事していきたいのか」を考えてみられると良いと思います
*yuri*